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たかが歯? されど歯‼️

みなさん、こんにちは!だいぶ初夏を感じるこの頃ですが、もうすぐジメジメとした梅雨ですね☔️
さて先々週、久々のソフトティッシュマネージメント(要は歯茎を増やしたり移動させたりすること)に特化したセミナーへ行ってまいりました。

歯茎の移動?など聞いてピンとこない方も多いかもしれませんが、とても大切な処置になります。

成人の抜歯の主要因はやはり歯周病です。歯だけでなく歯の周囲組織である歯槽骨や歯茎を健康な状態に維持しておかないと慢性的にジワジワと悪くなっていきます。対症療法で誤魔化した処置はいずれは駄目になっていきます。きっちり段階的に処置すれば当然治療期間が長くなります。

みなさんならどちらを選ぶでしょうか?

①    時間をあまりかけたくないので主たる症状が治ればそれで大丈夫。またいつか症状出れば治療に行きたい。

②    時間と、時には費用がそれなりにかかってしまうがこの際しっかり治して、自分で健康管理できる歯牙、歯茎の状態にして予防していきたい。

①を選ばれた方は残念ながら将来、健康な歯を維持することは難しい可能性が高いです。
患者さんの負担のことを考えると、治療期間、オペ回数をなるべく少なくすることに越したことはありませんが、やはり短期間で全てということには限界があると思います。各ステップステップのことをきっちり成功させてはじめて処置した歯の永続性があると思います。そのためには時間と、時には費用がかかります。所々でカウンセリングして説明も必要になります。
たかが歯、歯茎といえども、真の健康を取り入れるには奥深い処置が必要になることもあります。
真の健康な歯周組織を獲得出来るように技術研鑽、コ•デンタルスタッフの教育、そして患者さんの御理解が得られるカウンセリングの質の強化を目指していきたいと思います^ ^

投稿日:2017年6月4日  カテゴリー:院長ブログ

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