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医院見学

こんにちは。三鷹市 新川 歯科 歯医者 新川通りデンタルクリニック 院長の横井です。
日毎に気温が下がり朝晩は寒さを感じる時期ですがやはり秋は過ごしやすく、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など何をするにも快適な時期ですね。
さて先月のことになりますが、岐阜の方まで、ある歯科医院の視察へ行ってまいりました🚅
都内では立地的に難しいと思われるくらい、大型の歯科医院で建物はまるで美術館のように立派で綺麗でした。周囲は山で囲まれ、いわゆる田舎という場所に存在していました。

そんな中で、特に私的に今後の歯科医療について深く考えさせられることになったことは、自費治療患者様に対する徹底したサービス&予防に特化したシステム作りでした。
日本の現在の歯科は保険制度内の治療が未だに主流です。海外と比べて日本の歯科治療は信じられないくらいの安さで最低限の範囲内で受けることが出来ていますが、これはこれで素晴らしく良いところもあります。
しかし治療時間を充分に確保する難しさ、使用出来る器具材料の制限、予約キャンセル料を請求していないために薄利多売のシステムにせざるを得ない悪循環になってしまう現状など、その他沢山の問題点があります。

日本は今後、超高齢化社会に突入して、ますます医療費が跳ね上がってくるでしょう。
何か問題があってから歯科治療を受ける→放置していたために重症化して治療期間が延びる、費用も重なる→また悪くなると思うから症状が取れればそれで良い、安い治療、短期間の治療を希望、途中で治療を中断→案の定、再び悪くなり再治療、前回、しっかり治療を終えていたら、悪くならなくて済んだはずなのに今回は抜歯になる、さらに治療が厄介になる、、、
このような悪循環では御自身の歯の健康を維持できなくなり、全身の健康にも影響でてきます。国の財源にも負担かけることになります。

今までの臨床で思うこと、、、
それは最後までしっかり治療を受けて定期的(3~6ヶ月ごと)にきちんと検診を受けている患者様は、その後はそんなに大きな歯のトラブルは発生していないことがほとんどです‼︎^_^
海外のように保険診療という枠組みに縛られない歯科治療が今後日本の歯科治療に浸透して永続性のある治療ができ、そして予防に対する国民の意識がさらに上がれば歯や全身の健康を維持できるだけでなく、社会保障(医療費)の負担を減らすことになるはずだと思います。

少し長くなりましたが最後まで読んで頂き、ありがとうございました^_^

投稿日:2018年11月1日  カテゴリー:院長ブログ

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