抜歯後の放置
こんにちは
新川通りデンタルクリニックです。
今月の歯の豆知識は「抜歯後の放置」についてです。
むし歯や歯周病が原因で歯を抜いたりするときに、その後の治療としてはブリッジという被せ物を入れたり、入れ歯をいれたり、インプラント治療があります。
ですが、歯を抜いたままにしておくとこの治療法に様々な影響を及ぼします。
一つ目は、抜いた場所に向かって歯が動いてしまうことです。
まず、歯自体がしっかりと上下左右に並んでいますが、お互いに押し合うことで歯並びを保っています。抜歯をすると隙間ができ、放置をすると隙間に向かって傾いたり、噛み合ってない部分には歯が出てきます。
歯が動いてしまう、ということは噛み合わせが悪くなってしまいます。
二つ目は、歯が割れてしまうことです。
本来の位置で噛み合っていた場合、噛む力は分散され均等に噛むことができますが、
歯を失った隣の歯や他の歯までも力が加わり
割れたり折れたりすることがあります。
抜歯後の治療を中断すると、大きなリスクやトラブルに繋がる可能性があります。
心当たりのある方は、お早めにご相談ください。
投稿日:2023年12月26日 カテゴリー:歯の豆知識